世界の国々にある「中央銀行」のための銀行が、「世界銀行」です。「中央銀行」が困ったときや、世界の国々のお金や経済の安定のために大切な役割をはたしています。
世界の国々には、それぞれの国の「中央銀行」があります。日本の「中央銀行」は、「日本銀行」でしたね。「中央銀行」は、その国のなかにある「銀行」のための「銀行」として、国の経済の安定のために大きな役割をはたしています。では、もしもその国の「中央銀行」が、お金が足りなくなるなど困ったときには、どうすればいいのでしょうか。このようなとき、それぞれの国の「中央銀行」のために、お金を貸してくれるのが、「世界銀行」と呼ばれる『国際復興開発銀行』(こくさいふっこうかいはつぎんこう)という銀行です。
「世界銀行」は、1945年に、「第二次世界大戦」という、とても大きな世界の後、世界の国の経済の立て直しと復興ために、「国際連合(国連)」の専門の機関としてつくられました。「世界銀行」の本部は、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.にあり、今は185ヵ国が参加しています。
日本は、1952年に「世界銀行」に加わり、戦争が終わったあと、国の道路、鉄道、発電所などを整備するために、「世界銀行」からたくさんのお金を借りました。東海道新幹線、東名・名神高速道路、黒部第四水力発電所なども、このお金を使って作ることができたのです。そして、日本がお金を全部返したのは、1990年のことです。今では日本は、世界のなかでももっとも経済が豊かな国の一つとなり、貧しい国を援助する立場となりました。
「国際銀行」のはたらきも、おもに貧しい国のためにお金を出して、経済の発展のために援助をすることが、今の大きな役目となっています。